この家には「猫の巣」とよばれる地帯が点在する。キューブ型、ドーム型、シリンダー型など、地形ごとに多様な構造体をとり、なかには、妹をはじめとする、兄などが棲息している。ぐれみ研究所の調査により、とりわけ妹の、冬になるといちにちの大半をこのなかですごし、ごはんのお皿とおべんじょを往復するだけという、冬眠に似たユニークな行動様式が確認されている。これを学会では「お芋の越冬」と呼ぶ。