君が彼のことをよくおもっていないことは、承知のうえさ。彼はあとからやってきたくせに、なまいきでうるさいし、そのうえ君からすっかりニンゲンの注目をうばってしまった。君にとっては、人生で二度目の青天の霹靂とでもよぶべきハプニング。いや、アクシデントだろう。

しかし、こう考えてみてほしい。にゃんことキッズ、これ以上に世間の欲しがるコンテンツが、君のまわりにあるだろうか。そう、彼を利用するんだ。君たちは、きっと最高のビジネスパートナーになれる。

いまの君には、ニンゲンの気をひこうと、やけになっているヒマなんてないはずだ。彼はあっというまに大きくなってしまうし、君だってもう若くはない。

のこりの人生を、媚びを売ることに費やしたいか。それとも、世界を変えるチャンスが欲しいか。

運命のダイスは投げられたのさ。