超猫の日

耳の日をまたずして、この日について言及するのは、十年のうすっぺらなguremike史上、はじめてのことかもしれない。そう、きょうは猫の日。猫を愛でる、すべてのものたちにとっての聖なる日。もしも、あなたのまわりに、きょうとつぜん学校や会社をおやすみした者がいたのなら、敬虔な愛猫家だとおもって赦してあげよう。さもなくば、化け猫に喰われてしまうことだろう。

さて、わが家にとって猫の日といえば入籍日。しかも、なみたいていの猫の日ではない。平成22年2月22日だ。猫の日のなかでも、とりわけレアな猫の日。古代バビロニアの占星学では、「超猫の日」と定められているそうだ。うそだけど。あまつさえ、旧約聖書によれば、超猫の日に結ばれたふたりは猫神様のとくべつな加護にあずかれるというし、サンスクリットの言葉で猫の日は「神がうまれた日」、すなわち永遠を意味するという。うそだけど。

なにはともあれ、結婚を考える愛猫家たちにとっては、入籍日が猫の日だなんて、のどから肉球がとびでるほど羨ましかろう、スーパーサクセス。しかし、案ずることなかれ、子羊… いや子猫ちゃんたちよ。刮目せよ、にゃんにゃんマリッジライフのラストチャンスだ。

新元号2年2月22日

石の上にも三年、猫の前にも三年。この日を逃せば、つぎは新元号22年までおあずけ。二十年以上も入籍を待ってくれる、がまんづよいダーリンなどそうはおるまい。猫はきまぐれというし。すこやかなるときも、やめるときも、猫神の御名において、ニャーメン。くっくっくっ。